マルチ商法とネズミ講
マルチ商法とは、販売組織の加盟者が消費者を組織に加入させ、さらにその消費者に別の消費者を組織に加入させることを次々に行うことにより組織をピラミッド式に拡大していく商法をいいます。ネットワークビジネスと呼ばれることもあります。
「友人に勧めると金儲けができる」「月収100万円も夢ではない」などとオイシイ話を持ちかけてきて、加盟(登録)の条件として数十万円の商品を購入しなければならないなどと、喫茶店などで深夜まで長時間にわたり強引に勧誘されたらはっきりと断りましょう。半ば無理矢理強制するようなマルチ商法はいずれ破綻するものが多いようです。断れなくとも20日以内ならクーリングオフできます。
マルチ商法には様々な形態があるので注意が必要です。
ネズミ講とマルチ商法は、ネズミ講はお金のみが流れる仕組みであるのに対し、マルチ商法は特定の商品が介在している点で異なっています。 マルチ商法は「特定商取引法」でクーリングオフの対象となってはいるものの、合法な流通として認められているのに対し、ネズミ講は「無限連鎖講」として違法な取引となっています。
商品の実際の価値と比べて著しく高額で商品を流通させて「マルチ商法である」と主張しても、判例はネズミ講だとみなしています。注意が必要です。 |